小さい子どもがいると、「割れもの」や「尖ったもの」
はもちろん、インテリアのグリーンひとつにも気をつかいますよね。
とくに観葉植物は、葉を傷つけたり、倒して土をこぼしたり…
と心配が尽きず、手が伸びにくい存在でした。
でも、選び方や育て方を少し工夫すれば、
子どもと一緒に楽しめる植物もたくさんあります🌿
観葉植物は、空間に彩りを与えるだけでなく、
育てる過程が子どもにとって、良い刺激になることも。
今回は、子育て中のわたし自身が、
「これは安心して迎えられる」と思えた観葉植物を中心に、
選ぶときに注目したポイントや、感じたメリットをご紹介します。

観葉植物を子どもと楽しむメリット

観葉植物が子どもの成長に与える良い影響
植物を育てることは、子どもにとっても良い学びの時間。
日々のお世話を通して、
「命を大切にする気持ち」、「変化に気づく観察力」
などが、自然と育まれます。
また”土や水に触れる”といった感覚的な体験は、
五感の発達にもつながる大切な刺激です。
家族時間が増える観葉植物の育て方
水やりや葉の掃除、成長チェックなど、
ちょっとした作業を一緒にするだけで、会話が増えて自然とふれあいの時間に🌱
とくに小さなお子さんにとっては、”自分の担当”があることで、
責任感や達成感を感じられるきっかけにも。
忙しい毎日の中でも、
暮らしの中にゆるやかな家族時間を作れるのも、うれしいポイントです。
子どもと安心して育てられる!安全な観葉植物を選ぶポイント

子どもやペットに有毒な観葉植物を避けるコツ
観葉植物の中には、葉や樹液に毒性を持つ種類もあります。
たとえば「ポトス」や「ディフェンバキア」
などは、見た目がおしゃれでも、謝って口にすると口内炎や嘔吐などのリスクがあることも。
選ぶ際は、「子ども・ペットに安全」と明記されているものをチェック!
園芸店のスタッフに聞く、公式サイトで確認するなど、
事前のリサーチが安心につながります。
おしゃれで安全な観葉植物の特徴とは
おしゃれさと安全性、どちらも大切にしたいなら、
- 葉の形
- 育ち方
- 毒性の有無
に注目を。
シンプルな葉のデザインや、やわらかい色味の植物は、
インテリアになじみやすく、子ども部屋にも◎
また、非毒性で誤飲のリスクが少ない種類を選べば、
子どもが近づいても安心です🌿
育てやすさも選ぶポイントのひとつ。
丈夫で手のかからない種類なら、忙しい毎日でも楽しめます。
子どもと一緒に育てたい、おしゃれで安全な観葉植物5選

①フィカス・ウンベラータ|人気急上昇中のおしゃれ観葉植物
丸くて大きなハート型の葉が特徴的なウンベラータ。
やわらかなシルエットと存在感のある佇まいで、
”置くだけでおしゃれ見え”する観葉植物として、人気が高まっています。
成長がゆるやかで、お手入れも難しくありません。
直射日光を避けた明るい場所に置くだけでOKで、子育て中の忙しいご家庭にもおすすめ◎
また、フィカス・ウンベラータは子どもやペットにも安全とされる種類🌱
背丈があるので、リビングのコーナーに置いても存在感を放ちます。
②アジアンタム|子どもも触りたくなる”やさしい葉っぱ”
繊細でふわっとした葉が魅力のアジアンタム。
見た目は儚げなのに、環境が合えばぐんぐん育つ、頼もしい植物です。
やさしく揺れる葉っぱは、子どもも「なにこれ〜!」と触りたくなるほど。
水切れには少し注意が必要ですが、”毎日少しずつ”水をあげるリズムができるので、子どもと一緒に育てるのにもぴったりです。
日当たりの良すぎる場所や乾燥が苦手なので、レースカーテン越しの明るい室内が◎
③サンスベリア|おしゃれ×空気清浄効果
スッと縦に伸びた葉が印象的なサンスベリア。
インテリアグリーンとして人気の理由は、スタイリッシュな見た目と、育てやすさにあります。
NASAの研究でも、空気清浄効果があると紹介されたことがあり、室内の空気を整えてくれるのうれしいポイント。
葉の形がシャープで硬めなので、小さな子どもが触れても葉が折れにくく安心です。
乾燥に強く、水やりは少なめでOK。
忙しい毎日の中でも、無理なく育てられるのが魅力です。
④テーブルヤシ|安全性が高く、リビングにぴったり
繊細な葉がやさしく広がるテーブルヤシは、落ち着いたグリーンで空間に癒しをプラスしてくれます🌿
特徴はなんといっても「高い安全性」。
子どもやペットが万が一触ったり、口にしても、毒性の心配がないとされており、安心してリビングに置けるのが魅力です。
日陰にも強く、明るい窓際でなくてもOK。
水やりも控えめでいいので、植物初心者のご家庭でも取り入れやすいグリーンです。
⑤ペペロミア|小さくて安全・インテリアのアクセントに
ころんと丸みのある葉が可愛らしいペペロミアは、種類がとても豊富。
ひとつ取り入れるだけでも、インテリアのアクセントになります。
棚の上や窓辺など、ちょっとしたスペースに置ける手軽さも魅力。
小ぶりながらも乾燥に強く、お手入れも簡単。リビングや子ども部屋にも取り入れやすい観葉植物です。
「小さなグリーンから始めてみたい」
そんな方にもぴったりの、親しみやすい存在です🌿
子どもと一緒に観葉植物を育てる際の注意点

育てる場所や日当たりに気をつけよう
観葉植物によって、日当たりや風通しの好みはさまざま。
強い直射日光に弱い種類もあるので、
「明るいけど、日差しがやわらかい場所」が基本です。
また、小さな子どもがいる家庭では、手の届かない位置に置くことも大切。
棚の上や壁掛けにするなど、安心して育てられる場所を工夫しましょう。
肥料・水やりなど、お世話で気をつけたいポイント
観葉植物のお世話で失敗しやすいのが、水やりの頻度と肥料のあげ方。
「毎日あげなきゃ」と思いがちですが、多くの植物は”乾いたらたっぷり”が基本です。
とくに子育て中は忙しい日もあるので、給水チェッカーを使ったり、
乾きやすい鉢を選ぶと管理がぐっとラクに。
肥料は控えめでも育つ種類を選ぶと、初心者でも安心して育てられますよ🌿

一人暮らしをしていた頃、お世話をサボっていたらコバエが沸いたことがあります…
まとめ|おしゃれで安全な観葉植物を親子で楽しもう

観葉植物は、インテリアとして楽しめるだけでなく、
親子の時間を豊かにしてくれる存在でもあります🌿
安全性に配慮して種類を選べば、小さなお子さんがいても安心して取り入れることができます。
植物のお世話を通して、子どもの”育てる力”や”自然に触れる機会”
が増えるのもうれしいポイント。
無理なく、日々の暮らしにグリーンを添えて、家族みんなが心地よく過ごせる空間を育てていけたら素敵ですね🌿
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