2021年の健康診断で目にした、自分の体重と腹囲。
「嘘だ!体重計壊れてる…!」
とショックを受けたのが、ダイエットを始めたきっかけでした。
YouTubeを見ながらの宅トレや、糖質制限、ランニング…。
どれもなかなか続かなくて、変化を感じられずにいました。
そんなとき、インスタで見かけた「#キックボクシング女子」の投稿。
引き締まった身体に、自然体の笑顔。
「こんなふうに、”わたし”を楽しめるようになりたい」
そんな憧れから近所のジムを探し、思い切って体験に行ってみることに。
それから1年で−10㎏を達成し、いまも5年目のキックボクシングライフを楽しんでいます。
この記事では、そんなわたしのリアルな体験と、変化の記録をまとめました。
ダイエットや運動に苦手意識のある方、
自分を取り戻したいとおもっている方のヒントや励ましになれたらうれしいです。

キックボクシングを始めた理由ときっかけ

ダイエットにキックボクシングを選んだ理由
わたしがダイエットで目指したのは、ただ体重を落とすことじゃなくて
”ほどよく筋肉のある、女性らしいしなやかな身体”
になることでした。
とくに憧れていたのが、お腹にうっすら縦線の入った腹筋。
いわゆる「細い」身体じゃなくて、「引き締まった身体」になりたい
というのがいちばんのモチベーションでした。
出産や運動不足、年齢のせいか、とくに下半身のたるみが気になっていて、
おしりのラインや太ももに自信が持てなくなっていたのも悩みのひとつでした。
そんなときに知ったのが、キックボクシングは、ヒップアップや下半身の引き締めに
効果があるということ。
しかも、パンチやキックの動きで、全身をバランスよく使うから、
体幹や腹筋にも自然に効くと聞いて、挑戦することにしました。
忙しいママでも続けられるポイント
ジム選びでわたしがいちばん大事にしたのは
「自分のペースで通えること」でした。
グループレッスンのように時間が決まっているタイプのジムだと、
どうしても子どもの体調不良や学校行事、仕事の都合などで
キャンセルせざるを得ない日も出てきます。
- 予約してたのに行けない…
- 参加したいクラスが夜の時間帯ばかり…
- キャンセル料が返金されない
そんなふうにスケジュールに縛られると、それだけで疲れてしまいそうで。
だからわたしは、自分のペースで空いた時間にふらっと行けるジムを選びました。
ママにとって「自由に動ける時間」は本当に限られているからこそ、
生活スタイルに合ったジム選びは、すごく大切だと感じています。
キックボクシングで実践したダイエット方法

週に通った頻度・時間
わたしは、週に1回・1時間のペースでジムに通っています。
体重が落ち始めて、少しずつ動けるようになってきた頃は、
楽しくて週に2回以上通っていた時期もありましたが、
家事やほかの予定がないがしろになってしまいそうで。
最終的には、週1が無理なく続けられるちょうどいいペースだとおもって、
いまもそれを続けています。
ジムに行く時間は、午前中に行くのがマイルーティン。
朝のうちに身体を動かすと、その日一日の代謝が上がるって聞いて🌿
実際に、午前中に動くことでリズムが整った感じがして、
気持ちも前向きになれるのでおすすめです。

もう少し頻度と練習量を増やせば、わたしより早く体重が落ちると思います✨
トレーニング内容と効果
普段はだいたい1時間ほどのトレーニングをしています。
メニューはこんな感じ👇
- ストレッチ
まずはしっかり全身をほぐす - フラフープや縄跳びでウォーミングアップ
※ちなみに、産後あるある(?)の”ジャンプで尿漏れ問題”があって、縄跳びは結構サボりがちです…(笑)。 - 軽めの筋トレ
腹筋・ストレッチ・体幹など - ミット打ち
2分×3回でパンチ&キックの連打! - サンドバッグ
これも苦手なので、ちょろっと。 - クールダウンのストレッチ
パンチやキックは全身を使うので、体幹やお腹まわりに効いている実感があります。
さらに、筋トレ(無酸素運動)と有酸素運動を組み合わせることで、
脂肪燃焼効果もアップすると信じてがんばってます🍋
正直、毎回「キツイな〜」って思うけれど、動いたあとのスッキリ感と
達成感がクセになって、ここまで続けてこられた気がします。
食事面で意識したこと
過去に食事制限だけで体重を落としたとき、すぐにリバウンドをした経験から、
今回のダイエットでは「無理な食事制限はしない」と決めていました。
日常で意識していたのは、本当にシンプルなこと。
たとえば
- 甘い飲み物はできるだけ控える
カフェラテやジュースはたまの楽しみに - ラーメン・揚げ物は”ご褒美枠”
毎日食べるものじゃないっていうルール - デザートはやめない!
わたしにとって食後のデザートは必須でした
とにかく「無理してる」、「我慢してる」って感じると、続かないので
”ダイエットのためのごはん”じゃなくて、”健康的なごはん”を選ぶ
っていう感覚で過ごしていました。
完璧じゃなくても、続けられることがいちばん大事。
その結果、自然と身体も軽くなってきたように思います🌿
キックボクシングで感じた身体と心の変化

1年間での体重・体型の変化
正直なところ、キックボクシングを始めて最初の1年間は、
まったく体重が落ちませんでした。
運動してるのに数字に変化がないと、途中で不安になったり、
「このまま続けて意味あるのかな…?」っておもったこともあります。
でも「楽しいから」と続けていたら、1年を過ぎるころ、突然体重が落ち始めたんです。
そこからは、本当におもしろいくらいスルスルと減り、最終的には−10㎏に!
体重が減ると、全身に少しずつ変化が出てくるのを実感しました。
とくに嬉しかったのは、
- お腹にうっすら縦線が入ったこと
ずっと憧れていたライン…! - 背中や肩まわりが引き締まって、後ろ姿に自信が持てるようになったこと
- 猫背だった姿勢が、筋肉がついたことで自然とシャンと整ったこと
- そして何より、おしりの位置が上がって、ヒップラインがきれいになったこと
数字に見える変化だけじゃなくて
「鏡に映る自分」を少しずつ好きになっていく感覚がうれしくて、
30代でも、出産を経験していても、ボディメイクができるという、その自信こそが
わたしにとって何よりのご褒美だった気がします。
メンタルへの良い影響
身体が変わっていくにつれて、
気持ちの面でもポジティブな変化を感じるようになりました。
まず、痩せたことで自然と自信が持てるように。
体型を気にして避けていた服にも挑戦できるようになって
おしゃれが楽しくなったり、
「お出かけしよう」って、気持ちも前向きになりました。
キックボクシングを始める前は、”休日=ダラダラDay”だったのが、
めんどくさがらずサッと動けるようになったのも大きな変化。
もちろんいまでも、一日中ダラダラする日もあるけど、
むしろ身体を休ませてるっていう”前向きなぐうたら”
ということにしています(笑)。
身体が軽くなると、気持ちも軽くなるって本当だな〜と感じました。
そして、気持ちの変化でいちばん嬉しかったのは、
小さなことでクヨクヨしなくなったこと。
これは、筋肉がついたおかげかなとおもっています。
キックボクシングがママのボディメイクにおすすめな理由

ストレス解消・リフレッシュ効果
本格的な運動をしたのは、約20年振り(…!)。
体を動かすことで、気持ちまでこんなにスッキリするんだと驚きました。
日々の生活は、子どものこと、仕事のこと、家のこと…
とにかく慌ただしくて。
気づいたら、自分のことを後回しにしてストレスが溜まっている、ということも。
でも、ジムで思いきりパンチやキックをすると、
不思議とモヤモヤが吹き飛んでいくんです。
パンチがミットに「バシッ」と決まった瞬間、
まるで心の中のイライラや疲れも一緒に吐き出せたような。
汗をかいたあとは、身体も心もすっきり軽くなって、
頭の中までリセットされる感じがします。
そして、ジムで過ごす時間は、”ママ”でも”主婦”でもなく、
ただの”わたし”でいられる時間。
その感覚が、なによりもリフレッシュになっているんだと思います。
キックボクシングは、ただの運動じゃなくて
「心と身体を整えてくれる、セルフケアの時間」
みたいな存在になっています。
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無理なく続けるコツ
わたしがキックボクシングを続けられているいちばんの理由は
「完璧を目指さないこと」だと思っています。
- 毎回しっかりメニューをこなさなきゃ
- せっかく行くなら2時間くらいやらなきゃ
そんなふうに思いがちですが、
それを続けるのって、やっぱりしんどい。
そして、できなくなったときに自分を責めがち。
だからわたしは”ゆるくていいから、やめない”
をモットーにしています🌿
気分が乗らない日や、疲れが取れない日は、
最初のストレッチと軽い筋トレだけで終わることもあるし、
逆に元気な日はサンドバックを多めにやったりと、
そのときの気分や体調に合わせて、自由にアレンジしています。
大切なのは、続けること。がんばりすぎないこと。
そのゆるさが、結果的に”続けられる力”になっているんだと思います。
キックボクシングを続けて感じたこと・今後の目標

継続のモチベーションの保ち方
モチベーションの保ち方はすごくシンプルで、
「とりあえず行く」ことを大切にしています。
いまでも、行きたくないな〜、めんどうだな〜
と思う日も全然あるんです(むしろ、そればかり笑)。
でも、とりあえずジムに行って、ストレッチだけでも初めてみると
だんだんやる気が出てきます。
「やる気スイッチは、動くことで押される」って痛感しています。
それに、めんどうだな〜と思いながらも動いた日は、
終わったあとに必ず”行ってよかった”と思える。
その感覚を知っていることが、モチベーションに繋がっているのかもしれません。
あとはひと月に一度、自分の写真を撮って
変化を実感できるようにしているのも、小さな工夫のひとつ。
特別なモチベーションがなくても、”とりあえずやってみる”ことで、
自分の身体と心がついてくる。
そうやって、気づけばもう5年目。
これからも、自分のペースでゆるゆる続けていきたいと思っています。
これから挑戦したいボディメイクの目標
これからの目標は、まずはリバウンドせずに体型をキープすること。
それからもうひとつは、
「痩せてる人」じゃなくて「引き締まってる人」になること。
体重計の数字にとらわれず、
程よく筋肉があって、動ける身体。
焦らず、あせらず。
いまの自分を楽しみながら、少しずつアップデートしていく。
そんなふうに自分の身体と向き合っていけたらと思います。